リバティーコーチング代表の田島大輔の出版情報です。2024年11月28日に初の翻訳本を出版いたしました。
『ハイテクで挑む、糖尿病との闘い』
シリコンバレーCEOがテクノロジーで自分の命を救う冒険の旅
著者:ジェラルド・C・スー、シンディ・ヤヌス
翻訳者:田島大輔
◎人生において最も大切なものは何かを改めて問いかける冒険記
◎生きる希望と勇気が湧いてくる、渾身のドキュメンタリー
21歳の時、台湾から米国に渡った青年は、
ポケットにわずか200ドルしかなく、英語も話せなかった。
人種差別や不当な仕打ちにも合いながらも、不屈の精神で自分自身と闘い、
30年後には10億ドル企業のCEOとなっていた。
しかし、シリコンバレーで頂点に上り詰めた彼は、既に満身創痍となっており、
5度の心臓発作と、重度の糖尿病に見舞われ、死の宣告を受けることとなる。
そこから自らが作ったハイテクツールを使って、糖尿病と闘い、
奇跡的に自らの命を救うことになる・・・
【概要】
シリコンバレーのCEOとしての絶頂期に2型糖尿病と診断されたジェラルド・スーは、その後10年間、処方された薬に頼って病状をコントロールしていた。残念ながら、彼の健康状態は悪化の一途をたどることになった。インスリン注射と透析治療の生活を送ることを拒否したジェラルドは、慢性疾患と食品栄養学について独学で研究を始めた。そして、新たに発見したこれらの分野の知識と、数学、コンピューターサイエンス、物理学、工学、心理学、ビジネスマネジメントのバックグラウンドとを融合させ、非営利の糖尿病研究組織を創設し、画期的な糖尿病管理ソフトウェアシステム「eclaireMD」を開発した。
糖尿病を特定し、評価し、治療し、監視するために彼が開発したシステムを活用することで、ジェラルドは健康へのダメージを大きく回復させ、薬の量を減らしていき、遂には、完全に服用を中止することができた。この本は、自らの命を救うための一人の並外れた男の旅であり、彼の知識と、彼が開発した命を救うハイテクツールを世界と分かち合いたいという彼の希望の物語である。
読者へのメッセージ
本書の概要
日本語版に向けての序文(著者のプロフィール)
プロローグ 台湾・台北 2001年6月
第1章 生い立ち
第2章 私の健康に関するエピソード
第3章 警鐘
第4章 1年目 7年計画のスタート(2010年)
第5章 2年目 長く付き合える医療従事者を求めて(2011〜2012年)
第6章 3年目 食品問題への取り組み(2012〜2013)
第7章 4年目 健康の基礎となる代謝の研究(2014年)
第8章 5年目 体重と食後血糖値(2015年)
第9章 6年目、7年目 空腹時血糖値(2016〜2017年)
エピローグ アラブ首長国連邦・アブダビ(2017年12月)
ジェリーの糖尿病管理ルール
最後に
謝辞
参考文献
【著者】
ジェラルド・C・スー
ハイテク産業、半導体設計、および生物医学研究の分野にわたる多面的なキャリアを持つ優れた専門家7度の起業に失敗するも、8度目の起業で、人工知能を用いた革新的な半導体自動化設計システムを開発し10億ドル企業まで育て上げ、シリコンバレーで最も成功したアジア系アメリカ人CEOとなる。しかし、同業他社の嫉妬から、知的財産紛争に巻き込まれ、心身にダメージを受け退任することとなる。
特にストレスから5度の心臓発作と重度の2型糖尿病をわずらい死の宣告を受ける。それから独学で2型糖尿病や慢性疾患の研究に40,000時間以上を費やし、様々な学問を統合した画期的なハイテクツールを開発する。そして、そのハイテクツールを使って自力で命を救うことになる。
自らの命を救う過程で得た研究成果は、1,000以上の医学論文として発表され、国際医学会で数百回のプレゼンテーションを行っており、糖尿病および慢性疾患の管理と予防医療に貴重な洞察を提供し続けている。
【翻訳者】
田島大輔
プロフェッショナルコーチ、ドリームサポーター、リバティーコーチング株式会社代表取締役
リバティーコーチング株式会社を2011年に創業し、個人と組織のパフォーマンスを最大化するプロフェッショナルコーチ(マインドの専門家)として多数のコーチングの実績を有する。複数のコーチング企業の役員を務め、日本におけるコーチング普及を先導するとともに、グランドマスターコーチとしてコーチの育成にも力を入れている。社会貢献活動として青少年向け教育プログラムの普及活動も精力的に行っている。
<著書>『ドリームサポーター』、『マインドの教科書』、『「組織が結果を出す」非常識でシンプルなしくみ』
<翻訳>『ハイテクで挑む、糖尿病との闘い』